2011年四国華僑華人連合会新春餃子交流会
1月30日、中国の旧正月《春節》を数日後に控え、四国華僑華人連合会は香川県の丸亀市内で中日友好「新春餃子交流会」を開催しました。交流会には香川県内の華僑華人と地域の住民、研修生、留学生を合わせて120人あまりの人が参加しました。丸亀市の新井哲二市長も寒い中、お忙しいにも関わらず出席され、交流会の挨拶をいただきました。
《春節》は中国の伝統祭りでありまして、その日に水餃子を食べるのが一般的な習慣です。今回は中国の習慣にならい、地域の日本人住民のために水餃子と中華料理を準備しました。交流会は会場の設営から料理用材料の調達まですべてを当連合会と留学生、研修生たちで担いました。また、《春節》の雰囲気をより味わえるよう、水餃子作成コーナー等を設け、日本人住民たちも一緒に餃子作りの体験ができました。地域の住民たちにとって餃子作りは初経験でもあり、大勢の人が興味を持ち、積極的に参加しました。
そして会場では当連合会と留学生、研修生たちの心がこもった料理を味わいながら、中国の伝統劇である川劇《變臉》を鑑賞し、会場は拍手の音と喝采の声で響き、大変盛り上がりました。また、会場に用意したカラオケもさらに楽しい雰囲気を盛り上げました。
楽しいひと時はいつも短く感じるので、あっという間に別れの時間になり、屋外のイルミネーションと赤い中国提灯が、また来年も会いましょうと言っているようにピカピカと光りながら来場した人たちを見送りました。交流会の準備には大勢の人が参加し、またたくさんの時間をかけました。しかし、出席者みなさんの笑顔がなによりのお返しであり、日本の地域社会で生活している私たちにとって地域のためにささやかなことでながらも貢献できたと思うと、とてもうれしく遣り甲斐を感じました。また、来年も引き続き頑張ります。

1:新春交流会風景

2:上)当連合会張会長と丸亀市新井市長、城坤自治会塚本会長との記念撮影
下左)当連合会張会長と地域住民との懇談風景
下右)当連合会の毛勇理事

3:左)餃子作りコーナー風景; 右)水餃子と中華料理を味わう地域の高齢者住民

4:イルミネーションの鑑賞とお別れの挨拶風景