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大連市・西日本華僑4団体と“僑之橋”戦略的枠組協定を締結

2019年12月20日、大連市僑務事務所(大連市統一戦線部)の黄剛副部長を団長とする大連僑務代表団一行が大阪を訪れ、西日本の各地で活躍している、一般社団法人四国華僑華人連合会、西日本中華総商会、大阪華僑総会、関西福建経済文化促進会の華僑組織4団体と“僑之橋”戦略的枠組協定を締結しました。締結式は(一社)四国華僑華人連合会と西日本中華総商会の共催で行われ、中国駐大阪総領事館の領僑処李春主任、鄭丹領事、大阪中華北幇公所の于学偉理事長、西日本華文教育協会の胡士雲会長、全日本華僑華人連合会の趙永健常務副会長等が出席しました。

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黄剛副部長を団長とする大連市僑務代表団は、大連市甘井子区委常委僑務事務所の管占竜部長、大連市普蘭店区委常委僑務事務所の林強部長、大連市人民政府外事事務所の李樹喆一級調研員(副局級)、大連市僑務事務所の宮愛軍処長、大連市僑務事務所の烏興副主任等、大連市政府の錚々たるメンバーで構成され、今回の大阪来訪は2カ国6都市訪問スケジュールの一部であります。

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今回の“僑之橋”戦略的枠組協定の締結は、長年日本で活躍している華僑たちの力を集結し、相互交流と協力を強化することで、情報の共有、社会的地位への橋渡し、華僑業務、経済、文化交流の発展を促進するためのプラットフォームの立ち上げを目的としています。

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調印式の開会式で、主催者を代表し、(一社)四国華僑華人連合会の張嘉樹会長は、大連は中国の中でも日本との結びつきが強く、日本から多くの企業が進出しており、日本での認知度も高く、日中友好のムードがあふれる街であり、今回の“僑之橋”戦略的枠組協定の締結は、今後大連との相互往来と交流をより一層促進させることができ、また、西日本で活躍している華僑組織の支援をさらに期待していると述べました。

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その後、中国駐大阪総領事館領僑処の李春主任は、駐大阪総領事館を代表し、この式の仲立ちとしてこの調印式の円満な締結を見守れたことは、非常に光栄なことであると述べました。

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大連市僑務事務所の黄剛副部長は、今回来訪の第1の目的は、日本で生活している華僑たちを訪ねて、華僑たちの仕事、生活ぶりを理解することであり、第2の目的は大連の発展状況を紹介し、華僑の皆さんが大連に戻っての生活、創業等に役立つ情報を提供することで、第3の目的は今回の戦略的枠組協定の締結により、海外の華僑たちと更に安定した関係を作り上げ、より良いサービスを提供することであると述べました。
 同じ主催側として西日本中華総商会の王天佐会長は、長年活躍している西日本の華僑たちは、日本の地域社会の行政、教育、経済など様々な分野でよい土台を作り上げており、また、日本全国の華僑団体と強いネットワークを有することで、大連と日本の各地域との連携の橋渡し役として尽力することが出来ると述べました。また、日本の華僑社会の誇りと自慢である大阪中秋明月祭は、西日本の老華僑と新華僑の弛まぬ努力で11年連続開催されており、この成功の裏には西日本の各華僑団体の協力と支援はもちろん、中国駐大阪総領事館の手厚いサポートも忘れてはならないと述べ、今後さらに日本全国のブランド行事として発信していき、中国の文化伝承と発信、日中友好交流のプラットフォームとして、これからも西日本在住の華僑たちの力を集結し、開催し続ける決心をしました。

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交流会の最後に、大阪中華北幇公所の于学偉理事長は、新華僑たちの今の日本社会での活躍ぶりを見ると老華僑としてとても心強く、安心しており、華僑世代の引継ぎが順調に進んでいると喜びと感謝の意を表しました。

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調印式が終わった後の交流会は、和やかな雰囲気の中で行われ、今後の僑之橋の展望や、華僑の在り方など、あふれるアイデアや感謝の思いを伝え合うよい時間となりました。

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