2週間に及ぶ日中国交正常化40周年を記念した『日中画家共同絵画展』が21日、無事盛会のうちに幕を降ろしました。開催直前に残念な事態が発生した中で1000人近い人が来展し、日中両画家の素晴らしい作品を鑑賞しながらそれぞれ感想を語り合いました。このような時期だからこそ、国境を問わない芸術・文化交流を介して、両国国民の相互理解を深めて友好を促進できたことは、非常に有意義なことです。
　 最終日には、浜田恵造香川県知事を始め、県の関係者が多忙な公務の合間を縫って来場され、素晴らしい作品の数々を鑑賞しました。また、閉館直前には衆議院議員の玉木雄一郎氏と参議院議員植松恵美子氏が東京から駆け付け、ふるさとの青を基調とした色彩が特徴の野崎はるか氏のアクリル画作品と、牛子華氏の四国霊場八十八ヵ所の中国水墨画作品に感動され、それぞれの作品の前で記念撮影をしました。
　 日中友好は、言葉だけのスローガンではなく、行動が最も大事です。民間交流は草の根交流とも言い、交流があった上で、お互いの理解を得ることができ、本当の意味での友好につながるものです。両国がこれまで築いてきた友好関係が、今後もさらに深まり、続いていくことを願いながら、改めて今回の日中共同絵画展にご支援ご協力を頂いた皆様、ご来展いただいた多くの皆様に心からお礼申し上げます。